パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

さんかく窓の外側は夜 1-3

 

やっと読んだ!めっちゃ面白かった!

病んだ探偵と、健全な助手というコンビがめっぽう好きなのです。

古くはホームズとワトソン、はたまた清明と博雅みたいな。孤高の天才が、平凡ゆえに強靭な魂を持った凡人にじつは心底救われている、という関係性に、物心ついたころから萌えている。

アンノウン

 

アンノウン (POE BACKS)

アンノウン (POE BACKS)

 

画といい、ストーリーといい、きらめく宝石のような才能である。

これは商業ベースに乗せるレベルのもんじゃないだろというのもある一方で、こうして磨く前から輝きを感じられる才能も発掘してくるから、ふゅーじょんぷろだくとはあなどれない。

寄越す犬、めくる夜 1-2

 

寄越す犬、めくる夜 2 (onBLUEコミックス)

寄越す犬、めくる夜 2 (onBLUEコミックス)

 
寄越す犬、めくる夜 1 (Feelコミックス オンブルー)

寄越す犬、めくる夜 1 (Feelコミックス オンブルー)

 

ヤクザの”オンナ”とクズのチンピラ。

どっちに転んでも泥沼でしかないW受け。

三角関係で攻め2人ではなく、受け2人というのが斬新!お人よしの攻めが、どんどん深みにはまってゆく姿に、「あ~~~~(頭抱え)」となりながら楽しんでいます。笑

ギヴン 1-2

 

ギヴン (1) (ディアプラス・コミックス)

ギヴン (1) (ディアプラス・コミックス)

 
ギヴン(2) (ディアプラス・コミックス)

ギヴン(2) (ディアプラス・コミックス)

 

バンドBL。脇役萌えの私は、当然主人公カプより、先輩コンビの微妙な関係が気になってしょうがない。

リンクス

 

タイトルどおり、ゆるやかにつながっていく人と人との物語。

吸血鬼と愉快な中間たち 1

 

ノベルス版の下村先生のイラストが大好きなのですが、羅川先生のコミカライズもまた、イメージぴったり。原作はいつのまにやら刊行がストップして、同人誌で細々とつづいている感じだけど、続刊予定はあるんだろうか…?

彼と嘘と弟と

 

彼と嘘と弟と (ダリアコミックス)

彼と嘘と弟と (ダリアコミックス)

 

兄は7歳年下の弟に、誰にもいえない恋をしていた。父に疎まれた弟は、家族の中で兄だけをよりどころにしてきた。お互いしか見えないふたりの、息詰まる恋模様。
兄弟ってところに大きなハードルを感じていたわりに、最後急に周囲がお祝いムードでちょっと拍子抜け。

両親が喜んでくれるわけはない分、味方をつくっておいてやりたいという作者の親心か。

言いなり

 

言いなり (ダリア文庫)

言いなり (ダリア文庫)

 

リア中に生まれ変わったはずだった大学生が、もじゃ毛眼鏡のストーカー男子に付きまとわれ、転落していく。

でも、背伸びしてもいいことないし、スクールカーストの上位にいれば幸せかといわれればそうとも限らない。これはこれでハッピーエンドじゃないかな。

きのう何食べた?12

 

きのう何食べた?(12) (モーニング KC)

きのう何食べた?(12) (モーニング KC)

 

12巻もごちそうさまでした!