わがままもキミのためならいくらでも
わがままもキミのためならいくらでも (オメガバース プロジェクト コミックス) (POE BACKS THE OMEGAVERSE PROJECT CO)
- 作者: さねもり束
- 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: コミック
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もさくて堅物な優等生(α)×わがままで奔放なプレイボーイ(Ω)。
翻弄してやるはずだった相手に、いつのまにか翻弄されてしまうって、定番ながら大好物です。
男を手玉にとるビッチだったまひろは、自分に恋しているという米谷をからかってやるつもりで、いつの間にか米谷のまっすぐな愛情に惹かれていく。
米谷に恋して、どんどん純情で涙もろくなってくまひろがかわいかった~!奥手だった米谷が、まひろをかわいがりたい一心でどんどん攻めとしてのスキルを上げていくところにも萌えました。
やっぱり下剋上って最高だな!
ねこねこダーリン 2
落ち込むと猫になってしまう特異体質を持つ猫谷家の次男・紗以と、ぶっきらぼうだけど何かと紗以にちょっかいをかけてくる幼なじみの善治。
特異体質を気味悪がられていると思い込んで善治のことを避けていた紗以だったが、善治が猫アレルギーだとわかり、やっと誤解の解けたふたり。しかし、善治のフェロモンに弱い紗以は、めろめろな自分を見せるのが恥ずかしすぎてちっとも素直になれない。
1巻に引き続き、登場するにゃんこやわんこのかわいいこと!モフモフの愛らしさに癒されます~。
無遠慮に押しまくる善治と意地っ張りな紗以の攻防も相変わらず楽しくて、ぐるぐるしまくりな紗以の姿に、にやにやがとまらない。紗以ちゃんが思ってる10倍くらい善治は紗以ちゃんのことが好きだよ!心配すんな!
でも、恥ずかしいのをこらえて、真っ赤になりながら想いを伝えようとする紗以のことが善治もたまんないのだろうから、やっぱり紗以ちゃんは紗以ちゃんのままでいいんだろうな。
僕は君のいいなり
ベタなAVみたいな表紙だな~と思っていたら、中身もまんまAVやんけ!
魔が差して、憧れる後輩のジャージを自慰につかってしまった冴えないゲイのテニス部員が、その現場を本人に目撃され、逆にオモチャにされてしまうというエロ漫画。
自分のジャージが好きでもない相手にオカズになんかされていちゃあ、身の危険を感じて到底おもしろがっていられない気がするのだが…BLの気配を察知して、一瞬でさわやかイケメンからS攻めへとクラスチェンジした後輩くんの攻め男優っぷりに笑った。
ゲイじゃないのに先輩を性の捌け口にしようとする後輩くんの動機をもうちょっとしっかり描いてくれれば、エロだけじゃない漫画になりそうなのにな。
みぃはなんにも知らない。
純粋無垢な幼なじみの恋心に付け入って、すべて忘れられる気持ちのいいことを教える幼なじみの執着。石膏像に欲情する少年と少年を殴って興奮する先輩、ふたりの関係を知り嫌悪を募らせる同級生の空虚な三角関係。うつくしい恋人が他人に抱かれる姿を見ることでしか満たされない、不細工な高校教師。
マイルールに縛られた人間の歪な恋愛を、独自のフェティシズムを込めて描いた作品集。支配することでしか愛せないというのも、人の弱さであるのだろう。
恋愛のエグみがたっぷり詰まっていて、けして美味くはないのに、不思議と後をひく。
シュガーベイブ
幼いころ、老若男女を魅了する愛らしい容姿で「天使」と呼ばれていた千果。
時を経て、千果は見事イケメンDKへと成長したのだが、初恋のトラウマのせいで、かわいくなくなった自分に価値を見いだせない。
まともに食事もとらない千果を友人たちが心配するなか、千果は天使だった小学生のころ、たったひとりの友だちだった恵純と再会する。恵純はいまも千果は「可愛い」といい、不器用ながらもまっすぐ想いをぶつけてくる。
しかし、ふたりの前にかつて千果を傷つけた従兄が現れて…。
これは暮田さんの作風なのかもしれないが、あちこち設定を盛った結果、BLとしては尻切に終わりがちなところが残念。千果のトラウマの原因である従兄が登場して、さあ当て馬登場か!と盛り上がってたら、何もせずにフェードアウトしてしまったり。
天然だけど千果を愛することにかけては誰にも負けない恵純と、無自覚に愛されまくり(友だちはみんな千果親衛隊)な千果のカップルはとてもかわいかったので、もうちょい先まで見てみたかったな。
フーゾク店で彼氏はできるか?
海辺の町にある場末の風俗店って、河馬乃さんの作風にぴったりだな~。
他人の欲望に尽くす仕事って楽じゃないだろうけど、そこで働く人間にとってはそれが日常。キレイごとでも、悲劇でもない、そこでしか生きられない者の諦念としぶとさがちゃんとある。
淫乱すぎると恋人から別れを言い渡され、離れた町の風俗店で黒服として働くことになった及川。エロい現場を見すぎてEDになったという先輩黒服の花村は、気のいい親切な男でなにかと及川の世話を焼いてくれる。
ささいな接触にも反応する身体を元に戻そうと我慢を重ねる及川だったが、エロいことに事欠かない職場で平静を失い、花村の手にすがってしまう。
まず花村さんのモブっぽさ全開の眼鏡キャラがいい。
たいしてモテたことはないけど、まったく経験値がないわけでもない至って平凡な男。そんな花村が、地味なくせにやけにエロい及川に惑わされて流されていく姿は、まるで気の毒なエロゲの主人公を見ているかのよう。
気持ちいいことには抗えないのに「ホモ」になる覚悟は固められない。攻めらしからぬ臆病さが人間らしい。
ノンケでEDの花村さんすら惑わす及川のエロさは尋常じゃなかった。肩を掴まれただけでイキかけるって、もはや感度がいいってレベルを天元突破してるだろう!
本人すら制御不能な「魔性フェロモン」で、EDだったはずの花村さんを見事身体で落としてしまう。
ぜんぶすっ飛ばしてお互いの欲望を解消し合うようになってしまったせいで、なかなか恋へと進展できずにすれちがうふりがかわいかった。
ラブラブになったふたりときたら文字どおり際限がなくて、いつまでもバカップルのままでいてほしい。
好きじゃないって百回唱えた
好きじゃないって百回唱えた (THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS)
- 作者: 河馬乃さかだち
- 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: コミック
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出来心で帯をとってみたら、かなりカゲキな表紙でびっくり。金髪ホストが眼鏡に前髪ふん掴まれてる…!圧倒的DVの予感!
インテリ眼鏡の調教系BLは、どっちかというと苦手な部類なのだけど、言葉のせつなさに惹かれてタイトル買いしました。
感想は本宅てにて。 〈感想〉
大胆不敵ラブコール
大胆不敵ラブコール (バーズコミックス リンクスコレクション)
- 作者: 塔サカエ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックスゲントウシャ
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: コミック
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歳をとったせいか、近頃じゃ高校生くらいの子が一途に恋している姿を見ているだけで、なんだか泣けてきてしまう。
この漫画のふたりも、バカで不器用でとにかく一生懸命。
壊れ気味の涙腺を直撃する、どストレートな青春ラブコメディ。
感想は本宅にて。 〈感想〉
それに名前をつけるなら
- 作者: 鮎川ハル
- 出版社/メーカー: ソフトライン 東京漫画社
- 発売日: 2016/06/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これ大っっっ好き…!童貞年下攻めバンザイ。
感想は本宅にて。 〈感想〉