パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

イミテーション・サマー

イミテーション・サマー―厄介な連中〈2〉 (角川ルビー文庫)

イミテーション・サマー―厄介な連中〈2〉 (角川ルビー文庫)

でたらめな奴ばかりなのに、読み終わるころにはほんわか心が温かくなる。
遼一郎の歪みきった愛情表現がいい。サドで嫌味だけど、芯では誰より深く篤史を想っていることが読者にはわかる。