パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

魔法が解ける迄

魔法が解ける迄 (ダイヤモンドコミックス)

魔法が解ける迄 (ダイヤモンドコミックス)

ショタというと年端もいかない子が「なんか白いのでちゃう〜」と身悶えるようなものを想像していたのだけど、全然違った。
ずっと変わらないで、ずっといっしょに。いくらそう願ってもひとつところに留まっていることはできない。一瞬一瞬を駆け抜けるように生きていく少年たちの性と生が、切なくもすがすがしく描かれていて、不思議な余韻を残す短編集。この人の漫画もっと読んでみたいな。