パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

恋する遺伝子

恋する遺伝子―嘘と誤解は恋のせい (白泉社花丸文庫)

恋する遺伝子―嘘と誤解は恋のせい (白泉社花丸文庫)

騎一がまさかの受胎!?
典雅さん、またこんなどトンチキを、と度肝を抜かれるも意外や意外。生まれくる生命への真摯な眼差しが込められたヒューマンラブ(?)。
「嘘と誤解〜」番外編「本音と妄想は恋のせい」も収録。恋は人を馬鹿にするというけれど、男だてらに妊娠した騎一先輩より、もしかしたら和久井さんのほうがヘンタイかもしれない…と思ってしまった。
官能小説の言葉責めってたしかに、淫靡と滑稽の紙一重みたいなところがあるよね。吹っ切れた下ネタオンパレードに腹捩れるほど爆笑!