パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

千束さんに伝えて

千束さんに伝えて (ディアプラス・コミックス)

千束さんに伝えて (ディアプラス・コミックス)

ややマンネリ感もありつつ、最後はしっかり波平が王子様としてキメてくれた。頼もしくなったなあ。
千束さんは相変わらず言葉が足りず、すれ違いの原因はほとんどそこ。
即断即決、行動で示す千束と、あらゆる選択肢を考え抜いた末にやっと自分の答えを見つけ出せる波平。正反対のふたりだけど、千束は波平を突き放しつつも追いつくのを待っていて、波平は必死で千束の本音にたどり着こうとする。
恋というより鬼コーチのスパルタ授業みたいだけど、これも割れ鍋と綴じ蓋ってやつ。