パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

恋愛トリートメント

恋愛トリートメント (ドラコミックス 251)

恋愛トリートメント (ドラコミックス 251)

会社役員と美容技師のすれ違いラブ。
エリートで俺様な恭世の言葉の足りなさが、恋愛に臆病な優木を不安にさせる。やがて優木は恋に落ちたことに気づくが、傷つけあうことを恐れて、恭世のまえから姿を消してしまう。
「身をひく受け」は梅太郎さんの十八番。自分に自信の持てないヒロインが逆境にさらされながらも、愛する人から「そのままのきみでいいんだよ」と肯定されるハッピーエンドは、何度読んでも飽きのこない定番のシチュエーションのひとつ。
波平&千束さんシリーズとくらべるとベタだが、これはこれで。