パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

11月まとめ

BL小説:18冊
BL漫画:25冊
一般漫画:3冊
一般小説:2冊
雑誌:1冊
計49冊


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想像はしてたけど少ない…。読書へのモチベーションが、地を這うがごとく低落していた。猛省するばかり。
以下、今月おもしろかった本たち。

水無月さらら「新進脚本家は失踪中」 現実の厳しさを見据えながらも大きなやさしさにあふれた母の手のような物語。地位も名誉も手に入れながら心に空洞を抱えた美丈夫と愛を見失ってさまよう美少年という組み合わせは、水無月さんの真骨頂。
月村奎秋霖高校第二寮リターンズ」3巻 祝!大団円。最後までほんとうに楽しかった。
榎田尤利「永遠の昨日」 生きること、死ぬことを真正面から描いた骨太の小説。笑えて泣けて、じんわり沁みます。

アユヤマネ「ネクタイとカマキリ」 ほのぼのした絵でもって、するどく心に切り込んでくる。大好き。
高久尚子「僕はすべてを知っている」 犀川先生のヘンタイ紳士っぷりに悶絶!おとなのかわいげ満載。
吉野ルカ「パパの恋人」 地味ながら滋味な1冊。ふとしたまなかいに滲む、云い尽くせない想いのやりとりに感情をかきたてられる。
梶本レイカ「ミ・ディアブロ 暗い、怖い、痛い、三拍子揃っているのに目が離せない!
依田沙江美「よろめき番長」 不思議ちゃんを描かせれば、依田さんの右に出るものなし。読めて幸せ。