散る花は影に抱かれて
- 作者: 六青みつみ,山岸ほくと
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックスゲントウシャ
- 発売日: 2010/11
- メディア: 単行本
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王道主従下克上もの。兄>義弟だった力関係が成長して、主(義弟)>僕(兄)へと逆転するところが醍醐味。惣領となった夏月に対してあくまでも恭順の態度を貫く忠影に、夏月のほうが焦れて挑発してみせるのもおいしい。
あらゆるすれ違いと姫君危機一髪の果てにようやく想いが通じ合い、ついにくちづけを…というときに、忠影が「唇を、吸うてもよろしいか」とお伺いをたてたところで萌えがMAX!!主のゆるしなしには触れるもままならぬ、このストイックさ。やっぱり主従関係はこうじゃなくちゃ!
六青さんお得意の“受けへの愛の鞭”も盛り込まれた、雰囲気満点の時代劇。