パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

よろこびは膝の上

よろこびは膝の上 (花音コミックス)

よろこびは膝の上 (花音コミックス)

でっかい年下わんこに膝抱っこされる年上猫系受け、みたいなほんわかしたお話を想像していたらなんと、初心い年下の膝に馬乗りになる乗っかり受けだった。それはそれで、よし!
橋本あおいの「スーツを脱いだら」に続き、この小たちもかわいい顔してなかなかやってくれます。充と康毅がそれぞれ抱えている兄弟の軋轢も「弟攻め×お兄ちゃん受け」という桃色ファンタジーを叶えるための設定に過ぎないので、深く考えることなく背徳の香り漂うエロスを満喫した。隙間エロすばらしい。
康毅が男臭さのないさわやか青年なので、ちょっぴり百合風味。