パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

疵―スキャンダル 1-2

旧版既読。内容はほぼ変わらずだが、文章は整理されて読みやすくなっている。
旧版2巻収録の「水仙」がなくなり、代わりに書き下ろし「水底の想い」を収録。「水仙」は桐原が司馬に水仙花言葉を教えてやる、他愛のない日々の一こまを切り取った短編。
「水底の想い」は本編終了後の後日談なので、4巻読了後に読むことをおすすめします。