ラッキーナンバー13 2

ラッキーナンバー１３ (2) (バーズコミックス　ルチルコレクション)

いっそ審判が「プレイボール」といってくれれば…！

たいした波乱も事件もなく、バカップルがひたすらラブラブいちゃいちゃするだけの小鉄子さんの「いつものやつ」。でもでも、こいつら大好きだ〜！
野球バカ（見る専）の妻夫木とドジっこ佐藤先輩はつきあいはじめて二週間。まだキスどまりのふたりだけど、超トラブル体質な佐藤のおかげで、妻夫木はすでに満身創痍。
早くキスより先に進みたい…でもそんなことしたら、一体何が起こるんだ！？
欲望と恐怖のはざまで妻夫木の男心は揺れ動く。ボートに乗れば転覆し、野球観戦に出かければファウルボールに狙われ、ホテルに入れば火災発生。つぎからつぎへと襲い来る災厄にも負けず、頬染めあって純愛している二人がかわいい。
うえのセリフは、デビュー戦に向けて意欲満々なのに、どうコトを運べばいいかわからない童貞・妻夫木の心の叫び。なんでもかんでも野球に結びつけて考える妻夫木の球界オタクっぷりにシンパシーを感じてしまった。