パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

8月まとめ

BL小説:18冊
BL漫画:26冊
一般小説:4冊
一般漫画:7冊
同人誌他:31冊
計86冊


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例年になくせわしない8月で、読書は一進一退。

8月のニア大賞。
藤木稟バチカン奇跡調査官」。美貌の神父たちのただならぬ友情に悶絶。出版社の掌の上で転がされています。

いちばん楽しみにしていた杉原理生「親友の距離」。期待以上の切なさに、恥ずかしながら、読んでる間目がうるうるしっぱなしだった。どストライクな同級生同士の再会もので大満足。
桜木知沙子「兄弟にはなれない」は、快心のホームコメディ。家族ものがお好きな方にはぜひともオススメです。
旧作では佐藤ラカンの本をいくつか読んだ。「狼は花と散る」もさることながら、ベストは私の心の「王様のレストラン」に殿堂入りした「長靴をはいた黒猫」山田ユギのイラストがぴったりな、心のひだにやさしく沁みるラブコメ

恋の終わりの苦さと切なさを描かせたら、吉池マスコの右にでるものなし。吉池マスコ「黄昏小説家」、すごく続きが読みたいです…!
井上佐藤「SMOKER」には、働く男の色気がぎっちり詰まっていた。倫敦巴里子「或るミステリ作家とその担当編集にまつわる記録」は、新境地「泣かせるエロ漫画」。身体を重ねるほど、重ならない心の距離がもどかしい。
山本小鉄子「ラッキーナンバー13」2巻は最高にかわいくて楽しくて、いっそドラマ化しないかな!と思いました。