パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

かなしい人はどこにもいない

かなしい人はどこにもいない (ドラコミックス)

かなしい人はどこにもいない (ドラコミックス)

どこか文学チックというか、詩情を感じさせる作風。
登場人物たちはみな、飄々としてドライ。期待しないことで傷つくことを避けている現代っ子たちがふと垣間見せる、感情の揺らぎに心惹かれる。