パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

見つめて、もっと

見つめて、もっと (B‐PRINCE文庫)

見つめて、もっと (B‐PRINCE文庫)

うーん。
主人公がストリッパーという設定がこのお話の肝なのだけど、ストリッパーとして働くようになった動機や、男でありながら女の格好をして稼ぐことへの葛藤がそれほど掘り下げられず、月並みなところに落ち着いてしまったのがやや物足りなかった。
最終的にはシリアスなお話なので、もう一歩踏み込んだ内容がほしかったな。