パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

何度でも、恋に堕ちる

何度でも、恋に堕ちる (二見書房 シャレード文庫)

何度でも、恋に堕ちる (二見書房 シャレード文庫)

父親ちがいの兄弟もの。
実際に血の繋がった兄弟ものってどうにも苦手なんだけど、この本はわりとすんなり読めた。
家族であり心のよりどころでもあった弟から熱烈に愛を告げられ、流されながらもなんとか踏みとどまろうとする兄の葛藤が緻密に描かれていてよかった。