パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

桃色の背中

いつも時代の5歩くらい先を行っているおかげで、「はやすぎた」感のある西漫画だけど…これはまたすごい。
表題作は、なんとブラジャー男子です。いまから10年も前の本なのに…。
主人公がブラジャーをつけるのには、単なる女装壁や気分転換とはひと味ちがった「ワケ」がある。キワモノなモチーフを扱いながらも、しっかり読ませる作品に仕上げているところがさすが。