パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

1月まとめ

BL小説:24冊
BL漫画:47冊
一般漫画:14冊
一般小説:4冊
同人誌他:13冊
計102冊


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薄い本も一冊に数えた水増し集計ながら、100冊越えで幸先よいスタート。
いまさらもいいところですが…、2012年もよろしくお付き合い願います。
はじめて1月から一年間読書の記録をつけたので、2011年の年間集計をしようと思っていたのだけど、思ったまま一月が過ぎてしまった。いちど今年のベスト10とかやってみたかったのに。
雲田はるこ昭和元禄落語心中、「このマンガがすごい!」オンナ編2位獲得おめでとうございます!同じく、現在マンガ大賞にノミネート中の新川直司四月は君の嘘。才能の孤独、青春のきらめき、素朴でいて情熱的な愛すべきキャラクターたち。私の好きなものがこれでもかと詰まった運動会のお弁当みたいな漫画。
BL作品は軒並み読みつくし、一般向けにも手を広げてみた紺野キタ「秘密の階段」。紺野さんも今市子さんと同じく、独自の世界観を持ったストーリーテラーだなあ。
BL漫画では待望の続刊が。日高ショーコ「花は咲くか」、山田ユギ「一生続けられない仕事」。いずれも気になるところで終わっていて、またしても続きが待ち遠しい。
雨隠ギド連続刊行のラストを飾る雨隠ギド「犬とつばめ」は、「悪人を泣かせる方法」とはうってかわった純情高校生たちの青春もの。ギドさん好きだ…!
今月のベストルーキーは一ノ瀬ゆま「嫌いな先輩」。HPに掲載予定の続編を、いまかいまかと待ちわびている。
藤たまき「銀のバッチ」「ロングスロー」「約束」阿仁谷ユイジ「刺青の男」も、うわさにたがわぬ傑作。心臓を掴まれた。
BL小説は相変わらず、積み本消化に苦戦。新刊は豊作で、剛しいら「サスペンスドラマ」高将にぐん「放課後カタオモイ」木原音瀬「男の花道」と、いずれも作家の個性が炸裂した作品ばかり。やっぱり物語は多少極端なくらいがおもしろい。無二の世界を堪能しました。
さあ、今年ももりもり読むぞ!