パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

夢見る惑星 1

佐藤史生のSF大河ロマン。神坂智子シルクロードシリーズも絶品だったけれど、こちらもひけをとらない。冒頭からなにやらとんでもないことになりそうな匂いが溢れている。
80年代から90年代にかけては、少女漫画におけるSF・ファンタジーの黄金期だったのかしら。いまとなってはなかなかお目にかかれない本格的な作品がごろごろしていて、リアルタイムで当時の漫画を読んでいない私(80年代生まれ)には、逆に新鮮に感じる。