パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

こいのうた

こいのうた (ガッシュ文庫)

こいのうた (ガッシュ文庫)

生徒と先生の長い恋。
親友以上当て馬未満な柳本の役回りがやや中途半端で、後半の展開がぼけてしまった印象。
はじめて読む作家の本ならじゅうぶん面白いと思ったと思う。これまで萌えだけに終わらない見事な「物語」を読ませてくれた高遠さんだけに、ちょっと物足りなく感じた。