パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

今日も明日も会いたくて

今日も明日も会いたくて (プラチナ文庫)

今日も明日も会いたくて (プラチナ文庫)

「恋をするには遠すぎて」スピンオフ。
妄想漫画家×かわいいお弁当屋さん。前作を読んでなくても、問題なく読めます。
栗城さんって文章もこなれてるし、カップリングも好みなことが多いのに、いつも読後の感想は「可もなく不可もなく」。
この本も、メインカプより脇のブラコン兄×ツンデレアシスタントのほうが気になってしまって…!
べつに何かがひっかかるってわけじゃないので、云いかえれば、とても読みやすいのかもしれない。でも、なにか物足りないんだよなー。
けして読みやすくはない文章なのに、ものすごく好きな部分があるからそれが帳消しになってしまう砂原さんとは真逆の存在。(私のなかで)
いまのところ栗城さんは「蛍火」がベスト。