パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

隣のお兄さん

ぎゃー!なんてどストライクな子ども攻め!!
弟としか思われてないとわかっていても、一生懸命背伸びして、初恋の隣のお兄さんの理想の恋人になろうとがんばる攻めがかわいかった〜。高校生になって立派なイケメンになっても、まず恋愛対象として意識されていなかった、という肩透かしも含めて、健気すぎて泣けてくる。笑
ギャグ満載のラブコメもおもしろかったけど、友だちに片想いするゲイの高校生のせつない片想いを描いた「笑顔でさようならを」がこれまたツボ。せっかく付き合えることになったのに、相手のことが好きすぎて、別れても傷つかない距離をとることばかりに必死になってる受けがいじらしくて萌え死にそう…!
一方、根がポジティブな攻めにはネガティブな受けの思考がわからなくて、「ほんとに俺のこと好きなの?」と悶々とししまうところもいい。
好き同士のはずなのにお互いが片想い、というシチュエーションが大好きなんです。
しばらくこればっかり読んでいた。一作目も読んでみなきゃだ。