パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

HUNTER×HUNTER 1-7

HUNTER X HUNTER 1 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 1 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 2 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 2 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 3 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 3 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 4 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 4 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 5 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 5 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 6 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 6 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 7 (ジャンプ・コミックス)

HUNTER X HUNTER 7 (ジャンプ・コミックス)

31巻を読んだら火がついてしまって、ハンター試験編読み返す。
ある意味漫才コンビのレオリオ&クラピカもいるおかげか、ハンター試験編がいちばん王道に少年漫画している。やっぱり仲間が集まるまでの過程ってわくわくする。
読み返してあらためて、ネームの無駄のなさに驚嘆した。キャラクターの動きも構図も考え抜かれていて、するする目が流れていく。説明的なモノローグもけっこうな量盛り込まれているというのにこの読みやすさ。なんとなく、で空費されているコマがまったくない。どのコマにも次の展開へとつながる意図があるから、同じページ数を読んでも圧倒的に内容が濃い。
間のとり方や緩急の絶妙さはもちろんのこと、このストーリーの凝縮こそが冨樫作品の抜群のおもしろさにつながっている気がする。