パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

恋するみずかみ三丁目

学校も職場も同じの幼なじみ・朋隆に告白し、見事玉砕したほたる。落ち込む暇もなく、社長令息の同僚・旭から猛アプローチされるのだが、やっぱり朋隆のことが忘れられない。
旭はほたるに、ほたるは朋隆に、一途な想いにやがて朋隆の気持ちも揺り動かされていく。
当て馬愛好会の私は、メインふたり以上に当て馬・旭に肩入れしてしまった。
ほたるのためになんでもしてくれる旭なら絶対幸せにしてくれるだろうけど、それだけじゃどうしても、いいひとどまりなんだよね〜。いざとなると無理強いはできないやさしさがあだになったか。でも、この悪者になりきれないところが好きだな。