パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

カナさん

カナさん (バンブーコミックス/麗人セレクション)

カナさん (バンブーコミックス/麗人セレクション)

あかん、泣いてしまった。
大切なひとを失うことから始まる物語は多々あるが、痛みや哀しみよりも「あなたがいない」という事実そのものに触れようとするような、淡々とした日常の描写にいっそう心揺さぶられるものがあった。