パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

9月まとめ

BL小説:4冊
BL漫画:13冊
一般漫画:4冊

計21冊
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思った以上に読んでいなかった9月。サッカー観戦にバンプライブに充実していた。
なんといってもまずは志村貴子青い花」8の完結に拍手。ふみちゃんの涙にもらい泣き。
平安怪奇にエロタクティスも織り込まれて出血大サービスの「あなどこ」パラレル中村明日美子「奈落何処絵巻」。明日美子さんはコメディもいいなあ!
男だらけの神田川的下宿荘羽生山へび子「晴れときどき、わかば荘あらあら」もおもしろかった。羽生山さんが描くだけで、昭和の哀愁が漂うところはさすが。
彩景でりこ「チョコストロベリーバニラ」は垂涎ものの三角関係。描線から色気が匂いたつような彩景さんの絵で、がっつりシリアスが読めて感激。
三崎汐「やさしいやちよ」を読んで作家買いが決定。どこか硬くてぎこちない絵柄すら、まだ未熟な少年たちの物語を引き立てる要素になっていると思う。雁須磨子さんが好きなひとはきっとハマると思います。
小説ではやっぱり木原音瀬「熱砂と月のマジュヌーン」だな。暴走すれすれの悪ノリと緻密な心理劇が一体になった、木原さんならではのジェットコースターロマンス。たとえアラブだろうと木原さんは木原さんでした。