パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

隣の食卓

ホームドラマから愛憎劇まで、いろんなテイストのお話を詰め合わせた一冊…のはずなんだけど、嶋二さんの漫画って、ラブコメもシリアスもあんまりテンションが変わらないよね。笑 今回も淡々とラブラブな平常運転の一冊でした。
「世界で一番幸せな言葉」は、十年来の片想いをこじらせた受けの思考回路についてゆけず。
女装してノンケをたぶらかし、「いつまでたってもやらせてくんない」とプンスカしているんだが…やっちゃったら、女じゃないのがバレるよね??むしろやり逃げ目的なんか?なんにせよ、当て馬にされた相田さんはいい迷惑である。
個人的には、いじめられっこがいじめっこに下剋上かます「二人だけの国」が好きだった。足蹴にしていた下僕にじわじわ追いつめられていくいじめっこのおびえた顔がたまらん。