パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

ブラックタイで革命を

ブラックタイで革命を (徳間AMキャラ文庫)

ブラックタイで革命を (徳間AMキャラ文庫)

リーマン小説のはしりといえる本、なのかも。
大手商社に勤めるも、上司の歓心を得られずアフリカの小国へ飛ばされたふたりの男。出世街道から外れても野心を失わず、彼らは縦社会の日本企業に起こす。
90年代後半、まだ「企業戦士」という言葉が生きていた時代の話だが、いま読んでもじゅうぶん面白かった。