パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

同人誌5冊

もうじゅう館「追憶のブライニクル」
もうもうもう、とにかくこの本をですね!読みたくて仕方なかったわけですよ!!
年末、帰省直前までPCの前で通販待機してて、UPされた!と思った翌朝に在庫切れになってしまい、ほかの本と抱き合わせようとしたことをどんなに後悔したことか!年末実家でも通販サイトをチェックし続けて、ようやく私の冬休みが始まったのであった。
でも、待ったかいがあったよ。めっちゃ感動…!読んでるあいだ、ずっと涙ちょちょぎれで、洟すすってました。この作家さんの描く宗凛はあくまで幼なじみでライバルで、いっしょに過ごしてきた子どもの頃の思い出のうえに恋が成り立ってるところがすごくいい。しっとり大人な宗凛や、がっつりエロな宗凛も大好きなんだけど、子どものころと同じ顔で笑い合うふたりを見ていると、それだけで胸がぎゅっとなる。もともと特別だった関係が、時を重ねて恋になっていくってのが好きなんですよね。
そうすけがアイシングのために買ってきた氷を隔ててのやりとりとか、すごいうまいな〜〜〜〜!!!りんちゃんはほんとじゃれあいの延長線上で、でもそうすけはそれだけじゃない…下心もあるんだけど、冗談めかしてじゃなきゃぶつけられない。もどかしさに悶絶したよ〜〜!!あとはもう、りんちゃんの表情がいちいちかわいすぎるっ…!もっとラブな感じのふたりも読みたい…もっと照れてじたばたしてどろどろになるりんちゃんをみたい…。
9話まで観た時点で作ったお話とのことなのだけど、ある意味10話のアナザーサイドになっていて、腐女子の妄想力は凄いな…!って感動した。


貴星屋「恋愛寫眞」「まつおか式ラブものがたり」
宗凛本。片想いをこじらせすぎて鬱屈たっぷりのモノローグと、好きな子とできて浮かれまくりながっつき具合とのギャップがすばらしい。恋はひとをおろかにするというけれど、まさしく。おっそろしく美麗な絵で描かれるエロシーンにはもう、ごちそうさまでしたとしか。ありがたや。


あと、宗凛本1冊と、影日本1冊。