パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

わが愛しのホームズ

わが愛しのホームズ (モノクローム・ロマンス文庫)

わが愛しのホームズ (モノクローム・ロマンス文庫)

ホームズとワトソンの関係を「邪推」したホームズパスティーシュ
ホームズそのものは読んだことなかったのですが、よもやかの名探偵がこれほど愛すべき変人だったとは・・・!屈折しまくったホームズの人柄と、それに振り回され続けるワトソンとの歪な愛に萌えまくり。
それにしても、こんな本を93年に翻訳出版していた(しかも装画は坂田靖子白泉社様の慧眼にはおそれいるばかり。時代の20歩くらい先を行ってたんだな。