パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

同人誌3冊

【me/me】月下美人の祭り
シンジャ冒険譚。まるで童話の挿絵のように緻密でうつくしい作画にうっとり。シリーズ1冊目とのことなので、つづきが楽しみ。

OMISO「星に願っても」「夢からさめても」
東巻本。東巻がくっつくまでの長い話がいつだって読みたいのだが、なんせ本編がすでにデキあがってる状態なので、なかなか馴れ初め本に出会えない。とうどうさんは自覚したらぐずぐずしたりしなそうだしな〜。
そんななか、やっとめぐりあえた長編馴れ初め話!無自覚両想いだったふたりが、卒業後、別離を経てくっつくまで。とうどうさんへの想いを自覚しながらも、正しくライバルでいようと思いを封じ込めるまきちゃんがいじらしい。
たしかにとうどうさんにとってまきちゃんは特別すぎて、逆にお互いの関係性について深く考えてなさそう。「まきちゃんはまきちゃんだろう!!」って言い切って、近すぎる距離に疑問を抱かない…。まきちゃんは逆に、考え出すときりがなくなるからあえて考えない。友だちであり、ライバルであり、恋人であり、そのすべてであっていずれでもない東巻が大好き。