パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

8月まとめ

BL小説:6冊
BL漫画:32冊
一般漫画:6冊
同人誌他:83冊
計127冊

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薄い本補正!!夏コミ戦利品堪能いたしました。
夏コミですばらしいHQ!!本たくさんゲットしたんですが、やっぱり公式が最強だった古舘春一ハイキュー!!」17。描き下ろしの青城戦後日談があまりに理想の阿吽でうち震えました。
待望のコミックス化に歓喜した、中村明日美子「薫りの継承」上・下。うつくしすぎる背徳のエロスに嘆息。
孤独な天才ボクサーと悩めるトレーナーの運命的な邂逅を描く一ノ瀬ゆま「gift」上もおもしろかった。下巻が楽しみです。
市川けい「それを恋心と呼ぶのなら」は作者の十八番である、バカでかわいいDKてんこもり。脇キャラまで揃って気のいい奴らで、この高校に通ってこいつら観察しつづけたい…!と思った。
今月のベストルーキーはせいか「課長、結婚しましょう!!」小松「それから、君を考える」。せいかさんの結婚プレゼンには笑い転げたし、小松さんの描く十代の恋のせつなさには悶え転げた。どちらも個性が輝いていた。はやく新作読みたいな〜!

小説の読了数は少ないながらも、BLとしても職業小説としてもおもしろい本が多かった。
市村奈央「蜜色エトワール」ではうつくしくも過酷なバレエの世界を堪能。自衛官を養成するための高校を舞台とした汗と涙の男子校BL、音理雄「最強防衛男子!」。山で生きる若者たちの恋を繊細に描いた夕映月子「恋してる、生きていく」。どの作品も作者の対象への愛があふれていた。
砂原糖子「言ノ葉便り」では余村さんと長谷部の未来を垣間見えて幸せ。物語が終わったあとも愛せるキャラクターを生み出してくれた砂原先生に感謝です。