パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

同人誌1冊

Ha-Midorocchi&Tenten「同人男子×宅配便男子」
緑高同人パロ総集編。はー、めちゃくちゃ笑った〜!!おもしろかった!
キセキの世代と称された伝説の超大手サークルの一員であり、現在は医大に通いながら同人活動を続けるオタク学生・みどりまと、みどりまの住む地区を担当する秀徳運輸の配達員・たかおが、ともに一冊の薄い本を作り上げるまでの道のりを描く愛と勇気の同人パロディ。
オタクと一般人の格差ラブコメであると同時に、同人活動にまつわる小ネタも満載。極厚の見た目を裏切らない、圧倒的な中身の濃さ。薄い本は読むだけでサークル参加に関してはまったくの未知の領域だったので、たかおといっしょに舞台裏をのぞき見させてもらってるような気分で楽しめた。これぞおもしろくてためになる同人誌!
はたから見たらやることなすことギャグでしかないみどりまだけど、本人は果てしなく真剣に創作と向き合っていて。そんなしんちゃんをおもしろがりながらも応援するたかおがまた、すごくアツくていい奴で。趣味嗜好は正反対なのに、物事と向き合う姿勢はぴったり重なるところはさすが緑高だな〜としみじみしてしまった。
むろちんの「帰国番長」すっごい読んでみたいw