よるとあさの歌
- 作者: はらだ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: コミック
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読み始めこそ、「わー、でてくるキャラ揃いも揃ってDQNだなwwいくらなんでも、これは肌に合わんかもしれん」と腰が引けてたんだけど、朝一がだんだんヨルを意識していくあたりからぐいぐい引き込まれて、最後はもう、萌えかなにかも判然としない昂揚感にもんどりうっていた…!
これまで読んだなかでも屈指のおそろしさの拷問シーンが出てきて、寝る前に読んだことを後悔する。興奮して寝られねー!どうしたらこんな恐ろしいこと思いつくんだよ…!!(褒めてます!)ある意味、尿○責めの上級者編ってとこだろうか。
ほんとうに下衆いし胸糞な話なのに、欲望という名の汚泥にまみれて埋もれてしまった欠片ほどの純情を、最後にはきっちり掘り起こしてみせてくれる。そこにとんでもないカタルシスがある。
これまでもほんっと凄かったのに、いったいどこまで進化するのか…BL読んでてよかったな〜、と思う瞬間。