パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

ろくでなしと俺

ヒモで食いつないでいる小説家崩れの美里をなりゆきで居候させることになった、堅物男の北方。このろくでなし!と散々罵りながらも、やたらキレイな顔で甘えられると放り出せずにいるうちに、美里から「好きだ」と告白されて!?
亭主関白な北方と、恋愛体質であまったれな美里。だけど、ベッドで攻めるのは美里のほうなんですよ!!
どんなときも主導権握ってなきゃ気が済まないガチガチのヘテロが落とされるのって、最高に萌えるなあ。「好き」より「バーカ」のほうが断然多い北方だけど、最初と最後じゃ同じバカでも全然ちがって聞こえる。