翳りに木漏れ日、それから緑
- 作者: みよしあやと
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
大正ロマンは大好物なのですが、これはイマイチのれなかった。伯爵家の長男として生まれた黒木にまったく「ノブレスオブリージュ」の精神がなく、まるで現代の若者みたいな「何事もほどほどでいい」中流志向を語ってるところに違和感を抱いてしまった。
こういう人間が大正時代にいたっていいんだけど、当時は異端だっただろう発想をあっさり口にされてしまうと時代の「実感」を欠く気がする。