2丁目の小さな魚
- 作者: 河井英槻
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: コミック
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得意先の接待で連れて行かれたニューハーフパブで、高校時代かわいがっていた後輩・憲二と再会した春信。デカくて強面のヤンキーだったはずの憲二は、春信に振り向いてもらいたくて女になった。意外なほどいじらしく、かわいそうな憲二に、春信はこれまで男相手に抱いたことのない感情を掻き立てられていく。
春信が眼鏡攻めなんだけど、「メガネと言うよりは頭のいいずるいこ萌え」っていう作者コメントに、なるほど!と膝を打つ。たしかに河井さんの描く眼鏡は、ガリ勉でものび太でもなく、頭のキレるインテリタイプだわ。
同時収録の「阿佐谷南四丁目」が、出稼ぎ外国人×臆病ビッチというこれまでに読んだことないCPでおもしろかった。
惚れっぽいし淫乱なのに、気持ちはめちゃくちゃ純情な三船さんがまじ魔性の受け。この魔性に騙されない攻めの堅物っぷりにもシビれる。片言攻めってすごく萌えだな…!