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パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

明日はきみと笑うシャラララ

明日はきみと笑うシャラララ (花丸文庫)

明日はきみと笑うシャラララ (花丸文庫)

漫才師BLと聞いてとんできました!
最愛の相方・中本を失い、放送作家に転身した元「らんな〜ず」の片山。自暴自棄の暮らしをつづけていた片山だったが、痛風を患ったのをきっかけに家政夫を雇うことになる。派遣された広川は、24歳という若さにも関わらずおそろしく世間に疎く、しかしこと仕事に関しては、並みならぬ熱意で片山に尽くしてくれる。最初は意外性だらけの広川をおもしろがっていた片山だったが、だんだんと彼の存在は片山の暮らしの一部になっていく。
いや〜、さっすがデビュー作。とにかく、書きたいところを書きたいだけ、とことん書いたって感じ。クライマックスではなんと、片山の漫才を10ページ近くに渡って描くというチャレンジングな試みまで。熱意が先行して読みづらいところも多々あったものの、これを書きたいんだ!!っていう意気込みはすごく伝わってきた。
揃って変人なメインCPにはイマイチ萌えなかったんだけど、最後に明かされた中本の秘めた想いにぐっときました。