パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

抱かれたい男1位に脅されています。1-2

なんとなく自分の好みではないかな、とスルーしてたんだけど、あまりの人気になんぼのものよと手に取ってしまった。
なにがあっても高人だけを見ているし、高人しか見えてない准太は、一見ワンコな天使攻めだけど、ひと皮剥けば狼な執着攻め。ふだんは年上の意地もあって素直になれないけど、ほんとうは泣いちゃうくらいに准太が好きな高人の絵にかいたようなツンデレっぷりもかわいい。
なるほど、この容赦なしの溺愛っぷりはちょっと崎谷はるひを思わせるな。
たまに無性にあまいものが食べたくなるように、イケメンと愛さえあればなんでもOKなBLファンタジーを読みたくなるときが腐女子にはある…。そんなときにもってこいな一冊。