パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

恋愛をしてもセックスをしても、すべて虚しい少年のためのポルノグラフィティ

タイトル長いな!
ずいぶん前の作品と、最近の作品がふたついっしょになった本なのだけど、最新作がずいぶん雰囲気変わっていて驚いた。文学作品めいて叙情的な作風が持ち味だと思ってたのに、知らぬ間にB級ホラーかアングラ映画かみたいなことになっている。ネーム多くて読みづらい…。
それでも、少年たちが放つどこか刹那的ではかない空気は同じ。誰かといっしょにいることの孤独を描いてるっていう点では、何も変わらないのかもしれない。