パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

BABEL 1-5

BABEL 1 (IKKI COMIX)

BABEL 1 (IKKI COMIX)

BABEL 2 (IKKI COMIX)

BABEL 2 (IKKI COMIX)

BABEL 3 (IKKI COMIX)

BABEL 3 (IKKI COMIX)

BABEL 4 (IKKI COMIX)

BABEL 4 (IKKI COMIX)

BABEL 5 (IKKI COMIX)

BABEL 5 (IKKI COMIX)

紙の本はもはや過去の遺産となり、あらゆる情報が「ビブリオテック」と呼ばれる仮想電子図書館に集約される近未来。ビブリオテックの開発者を父に持つオレッセンは、かつて父が探し求めた書を見つけるべく、ビブリオテックの修復計画メンバーに選ばれる。
ひとはなぜ、誰かに想いを伝えようとするのか。そして、我々が発信しつづける莫大なメッセージの行方は。イメージとメッセージの集積体である「本」が抱える宇宙を、視覚化するかのようなファンタジー。
物語っていうのは紙に描かれた文字のことではなく、伝えたい想いがあって、それを受け取る人があってこそ成り立つもの。他者とつながりあおうとするコミュニケーションこそが、物語なのだろう。