パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

同人誌21冊

冬の戦利品〜。

ウンコムラ「あれ?キミ初めてなんですか?」
タイトルどおりの火黒お初本!おもしろかった〜!ギャグエロだけど、めっちゃ純愛。けらけら笑いながら読んでたはずなのに、ほろっとさせられてしまった。見栄張って非DTを装ってしまうかがみくんが、すごく一生懸命でかわいいのです。好きな子にかっこいいって思われたいって気持ちがかっこいい。

心電図「フライング未来譚」「プリーズユアハンズオフ!」
付き合ってる火黒のアレやこれ。根っこのところはずっと相棒で、甘えるより支えたいってお互いに願うあまり、すれちがったり喧嘩したりしている火黒が好きです。どんなこともふたりでひとつひとつ知っていって、ちゃんと幸せになってくれるだろうなって思えるこの安心感。エロいことに関してもとことん真剣に取り組んでくれそうで萌える。
言いたいこと言いあって喧嘩になるのは悪いことじゃないって考え方は、とてもかがみくんらしい。「ちがう」ことは自然なことって受け入れてるのは、やっぱりアメリカ育ちだからかな。

sukinaco「SUKINACO再録」
火黒の再録本。卒業話の「スーパースター」が泣ける…。火黒読んでいると、「部活」ってせつないな〜って思う。部活自体にはとくに何の意味もないけど、そこで経験した情熱や努力や仲間は、一生の宝になりえる。火黒も近い未来「バスケの相棒」ではなくなってしまうのだろうけど、人生の相棒でいることはできる。ふたりを繋ぐいちばん大きいものを共有できなくなる日が来たとしても、それでもずっと、彼らの絆がつづいていくことを願う。

全力ハイル「愛の才能と引き換えだった」後編・完結編
紫氷セクピスパロ。紫氷もセクピスも揃って大好物な私にとっては、まさに夢のコラボレーション。セ
愛なんて知らない子どもだったあつしくんが、イライラしたり嫉妬したり、不機嫌全開で愛に目覚めていく姿に最高に萌えました。ツンデレ攻め最高!いちど心を開きさえすればむちゃくちゃ甘くなるタイプだと思うので、むろちんは傷つけられたぶんまで愛されまくってほしい。

Pure Slider.「恋しちゃったんだ!」
りんが佐野中に進学してたらな宗凛if本。表紙も中身もとにかくかわいすぎる!!りんちゃんはまだまだあどけなくて手足とかむちゃくちゃやわらかそうでまるで天使みたいだし、そうすけは子どもから男に変わる途中の、若木のような凛々しい少年っぷり。未完成ゆえのアンバランスな魅力が満載。
全編にわたってあまずっぱさ120%の初恋が繰り広げられていて、読み終わる前にキュン死させられるかと思った。思春期の破壊力まじハンパじゃない…!

シナモン「OIIW 及岩再録集2」
及岩再録本。ほぼほぼ読んでいる本だったんだけど、どうしても欲しくて…!だってこのサークルさんの及岩大好きなんだもの!笑顔で変態なおいかわさんと、おかんで男前でむっつりないわちゃんのコンビは最強。
岩ちゃんがお酒弱い話たのしすぎてので、こんどはちゃんと(←)お持ち帰りされたあとまで描いていただきたい。

ohige「365の贈りもの」
大菅お初本。表紙すてき。パステルみたいにやわらかい色合いがキレイだな〜。
からかい交じりで誘ってくるスガさんに、だいちさんが真剣に応えてスガが照れる一連の流れを、永久機関にしてくりかえし何度でも味わいたい…!
かわいくて一途でお調子者で、いじるの大好きなくせにいじられると弱いスガさんの魅力満載な一冊だった。スガさんといっしょだと、いつもお父さんみたいなだいちさんも歳相応に男子高校生な顔を見せてくれるところにすっごく燃える…!先輩してないふたりってほんとこんな感じなんだろうな〜って、おろかさすらいとおしい。

Potulaca「砂粒が星になるまで」前後編
リエ夜本。いっつも根拠なく自信満々なりえーふと、素直すぎる後輩に振り回されて、気づけばいうつもりのなかったことまでいってしまってるやくさん。りえーふはまるで、無邪気で残酷な図体のデカい子ども。やくさんは圧倒的な体格差を補うためにも、他人よりずっと大人でいなきゃバレーをつづけてこられなかっただろうって思うから、
やくさんのキャラ、まだ原作では小出しにされているので、はやく音駒の試合読みたい。

あと、宗凛4冊、及岩1冊、黄笠4冊、紫氷1冊。