パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

ひだまりが聴こえる -幸福論-

 

ひだまりが聴こえる-幸福論- (Canna Comics)

ひだまりが聴こえる-幸福論- (Canna Comics)

 

祝☆続刊。

正直にいうと、幸せになることを、幸せになるために努力することを恐れない太一がまぶしくて、それと同じくらい胸が苦しい。

常識や正論を蓑にして、努力することから逃げている自分を晒されるようで。太一が当たり前に見ている世界は、私にはすでに見えない世界なんだなぁ。

でも、そういう気持ちになるのも、「心を動かされる」ってことだろうから。

いつもやかましいくらい元気な太一が、恋人っぽい雰囲気になったときだけは、ひっそり静まってしまうのがかわいい。次の本では、もっと恋人っぽいラブなふたりも見れるかな。たのしみ。