おおきく振りかぶって 27
千朶に敗れて、秋季大会を去った西浦。
中間テストを控えて部活休止期間を迎えるが、投球フォームが定まらない三橋は投げ込みたくてたまらない。田島の家の庭ならブルペンと同じ距離で投げられると知り、阿部・三橋・泉の三人は田島家で自主練を開始する。
やった~~~!!!田島くんちにお宅訪問だ~~~!!
しかも、子どもたちは名まえ呼びが基本の田島家の人びとにつられて、みんなが名まえで呼び合うことに。
阿部くんが、三橋を「レン」って呼んでいる…!
そして、阿部くんをなんて呼べばいいのかわからずフリーズする三橋。笑
は~~~、まさかこんなふたりを見れる日がくるなんて!ほんとうに感無量です!!
仲間とか信頼とか、ひと口にいってもそれを育んでいくのは簡単なことではない。何も云わずに通じ合うことなんて無理だから、拙くても不器用でも、ひとつひとつ伝えていくしかない。野球に限らず、西浦メンバーは人としても成長しているんだな。
次巻では田島家でBBQ大会開催!名まえ呼びに怯える、梓くんこと花井キャプテンの運命やいかに。