パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

3月まとめ

BL小説:3冊
BL漫画:9冊
一般漫画:14冊
同人誌他:34冊
計60冊

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やっと別宅の2015年度が終わりました。夏は仕事も落ち着きそうなので、遅れを取り戻したいところ。
それにしても、2月3月と読んでなさすぎるな!薄い本で補正してるけど、本が積み上がる一方だよ!

今月ベストは、完結を機に一気読みした売野機子「MAMA」。古きよき少女漫画を彷彿とさせる「天使の声」を秘めた少年たちの寄宿舎物語。やはりギムナジウムっていいものですね…!
九井諒子「ひきだしにテラリウム」では噂にたがわぬ鬼才っぷりに舌を巻く。漫画を愛する人が、漫画を愛する人のために描いた漫画って気がするなぁ。まだまだ「あたらしい表現」ってのは存在するんだな、と目を覚まされる思いがした。
小説は引き続き読めていないながら、かわい有美子「君と僕と夜の猫」が相も変らぬすばらしさだった。かわいさんの京都BLに外れなし。(断言)
今月のベストルーキーは畠たかし「in August」。派手な演出や劇的な結末はないかわりに、なんせ作品の雰囲気がいい。フィクションにもかかわらず、なぜかなつかしい気持ちにさせられる。表題作のつづきが読みたいです!