パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

6月まとめ

BL小説:1冊
BL漫画:24冊
一般漫画:12冊
同人ほか:24冊

計 61冊

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あたらしいものとの出会いより、積みアニメ&積み漫画の消化に励んだ6月。
今月のベストはいわずと知れた傑作少女漫画、萩尾望都「半神」。いまでもバリバリ現役で活躍されている萩尾御大ですが、「半神」はさすが全盛期の作品だけあって、絵も物語も神がかっている。紙と墨だけでこれだけの宇宙をつむぎだすなんて、人間業とは思えない。
oimo「オゲハ」は、同人誌のころから非凡さを発揮してた作家さんの商業デビュー単行本。蝶の少女と無気力少年のボーイミーツガールストーリー・・・のはずが、全編にただよう不穏な空気がなんとも不気味。まるでネグレクトの家庭をのぞき見ているよな、後ろめたさが妙に癖になります。
新刊が出るごとに絶賛してますが、やっぱり5巻もすごかった清家雪子「月に吠えらんねえ」5。5巻はついに・・・白さんと朔くんがむにゃむにゃなことになっております。同好の士の方々は必見ですぞ!!
BL漫画でぐっとつかまれたのは、秋平シロ「いちばん遠い星」。両片想いって、ほんとうにいいものですね。