パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

雫花びら林檎の香り 2

雫花びら林檎の香り 2 (ビーボーイコミックス)

雫花びら林檎の香り 2 (ビーボーイコミックス)

米国育ちでオープンマインドな榛名と、「男は背中で語る」が信条の日本男児・中川。正反対なふたりのほのぼのラブコメ
ゲイで受けの榛名の方が恋にも仕事にもイケイケ(死語?)で、職人気質の中川にがんがんアプローチをかけていく展開が新鮮。「ホテル行こ!」なんて某トレンディドラマみたいな台詞で誘う榛名にげんなりしている中川だけど、心の中は独占欲でいっぱい。元カレに無防備な笑顔を振りまく榛名に、中川は思わず手を上げてしまう。
ひぇ〜、いくらなんでもこんな亭主関白じゃ百年の恋も冷めちまわないか!?
ハラハラする私をよそに、なんと榛名は「怒った顔も色っぽくてかっこいい…」とうっとりしていた。もう、あんたら一生やってろ!なんだかんだいいつつも、気持ちいいくらいにラブラブなふたりであった。ご馳走様でした。
3巻もあるらしいので楽しみだ。