パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

午後のお茶は妖精の国で 2-3

午後のお茶は妖精の国で 2 (Feelコミックスファンタジー)

午後のお茶は妖精の国で 2 (Feelコミックスファンタジー)

午後のお茶は妖精の国で 3 (Feelコミックスファンタジー)

午後のお茶は妖精の国で 3 (Feelコミックスファンタジー)

妖精・ヴィネドの悪戯で美女になってしまった王子、子どもになってしまった魔法使い、カラスになってしまった金貸商人。元の姿に戻るため妖精の国を探すふたりと一羽の珍道中、めでたく?完結。
行く先々でヴィネドが仕組んだ厄介ごとに巻き込まれては、文句をいいながらもお節介を焼いてしまう王子たち。
たとえ世界は救えなくとも、目の前で苦しんでいる人がいれば手を差し伸べる。大義や栄誉のためではなく、そんな当たり前の親切心と自分が自分であるためだけに、「こんなはずじゃなかった」とわめきながらも修羅場へと飛び込んでいく。
真の英雄とは、きっと彼らのような人間のことをいうのでしょう。

微細な力だろうが 信じる事はやめない
その先にあるものを 見つめ続ける
お前達も 定められた未来などに
簡単にひざまずくな