パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

ツバサ 24-28

ツバサ(24) (講談社コミックス)

ツバサ(24) (講談社コミックス)

ツバサ(25) (講談社コミックス)

ツバサ(25) (講談社コミックス)

ツバサ(26) (講談社コミックス)

ツバサ(26) (講談社コミックス)

ツバサ(27) (講談社コミックス)

ツバサ(27) (講談社コミックス)

ツバサ(28)<完> (講談社コミックス)

ツバサ(28)<完> (講談社コミックス)

謎が次々と明らかになる、怒涛の完結編。
よくもこんなややこしいタイムパラドクス考えついたなあ!途中、真剣に混乱しながらもなんとか読了。
願いを叶えれば、幸福になれるとは限らない。ほかのすべてを失っても失くしたくないたったひとつのもの。そのたったひとつを守りたいがために、あらゆるものを傷つけてしまう悲劇。
はじめに用意されていた舞台がラストにはぐるっと反転してしまうトリッキーな設定も含めて、終わってみればじつにクランプらしいダーク・ファンタジーだった。
結局昴と星史朗さんはどうなったんだとか、飛王は何者だったのかとか、ファイに片目が戻ったなら今後の黒鋼との関係は…とか、心残りはいろいろあれどおもしろかった。