パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

純情ポルノ

純情ポルノ (二見書房 シャレード文庫)

純情ポルノ (二見書房 シャレード文庫)

幼馴染み同士のじれったい恋模様は悪くない。
ポルノ作家というカゲキな職業に就いている弘文だが、私生活では幼馴染みへの十年越しの片想いに一喜一憂している童貞くん。
このギャップがこの本の萌えどころのはずなのだけど…「純情」というには切なさが足りず、「ポルノ」というにはぬるい。なんだか全体にぼんやりしてしまった感じ。